巨人の歴史的エースとして今も人気なのが江川卓(えがわすぐる)さん。
これだけ有名で実力のあった選手でしたら、巨人の監督になっていそうですよね。
しかし江川卓さんは2025年現在まで監督やコーチになったことはなく、主に解説を中心に活躍されています。
その理由が気になりますね。
この記事では
について解説していきます!
江川卓はなぜ監督になれない?理由3選!
理由①:生え抜き縛りがあるから
理由②:本人にやる気がないから
理由③:飛行機が大嫌いだから
プロ野球の監督といえば、選手と同様に球団の顔ですよね。
球団によってその選び方も異なりますが、多くの場合はその球団のOBであり選手時代にも傑出した成績を残した選手が選ばれることが多いです。
江川卓さんは昭和の巨人を支えた大エースです。
アマチュア時代からその人気は絶大であり、その実力そのままに巨人でも投手として多くのタイトルを獲得しました。

なのでまさに監督にはうってつけの人物ですよね。
ただ前述したように
江川卓さんは2025年現在まで監督経験はありません。
その理由について詳しく解説していきましょう。
理由①:生え抜き縛りがあるから
巨人といえば、プロ野球の中でも最も歴史のある球団として知られていますよね。
球界の盟主と言われるように伝統を重んじるチームカラーがあり、様々な規律や縛りがあります。
その中の1つが監督の生え抜き縛りです。
巨人の監督は現在まで生え抜きの名選手しか務めていません。
当然監督に誰を選ぶかは球団の自由であり、球団OBじゃなくても務めることはできます。
しかし、巨人の場合、具体的にそのようなルールがあるかまでは不明ですが、巨人の監督は巨人の生え抜き、そして他球団に所属歴のないいわば純潔巨人に限られています。



まさに巨人らしい伝統ですよね。
ただ逆にそうなるとより一層江川卓さんがぴったりと思いますよね。
ですが、江川卓さんは実は記録上は巨人の生え抜きではないんです。
江川卓が巨人生え抜きじゃない理由
江川卓さんの経歴としては記録上は阪神タイガースから巨人へのトレード入団です。
江川卓さんを語るうえで欠かせないのが『江川事件』です。
これは簡単に言うと野球規約の穴を利用して、ドラフト前に江川卓さんが入団を希望していた巨人と契約をしたというものです。
これによって当時の球界は大混乱に陥りました。
結果的に江川卓さんはドラフトの抽選にて指名権を獲得した阪神タイガースに一度入団してすぐにトレードで巨人に入団するという形で落ち着きました。
またルールの整備も行われ、翌年以降、江川卓さんが用いた方法による契約はできなくなりました。
このようなこともあり、江川卓さんにはアンチもいるのも事実です。
今じゃ考えられないですね。
このように正式な記録上、阪神タイガースに入団直後、巨人へのトレードということで巨人純血ではない江川卓さん。



経緯も経緯ですし、このことから巨人の監督をやらないということは十分に考えられます。
理由②:本人にやる気がないから
他にも単純に本人にやる気がないということも考えられます。
監督は名誉ある仕事ですが、その分めちゃくちゃ過酷な仕事でもあります。
今やSNSもありますし、下手な采配をしたら全国のファンから大バッシングを受けるということもあります。
そしていくらうまくやっても選手が動かなければ負けてしまい、その責任を取る立場ということで損な役回りとも言えます。
実際、監督になれるようなOBでも「監督はしたくない」という理由から、監督をしないという方もいます。
こればっかりはしょうがないです。
江川卓さんの場合、解説者としても人気がありますし、引退後で仕事に困っていることもありません。
そのためはっきり言って、過酷な監督業をする必要はないんですよね。



最終的な監督をやるやらないかについては本人が決めることなので外野が言ってもどうしようもないです。
理由③:飛行機が大嫌いだから
江川卓さんは飛行機が大嫌いで有名です。
飛行機が苦手という人は多いですよね。
江川卓さんもその1人であり、しかも江川卓さんの飛行機嫌いは筋金入りです。
現役時代もチームで飛行機移動をするにしても自分は陸路で行くなど徹底していました。
江川卓さんは飛行機が苦手な理由として、幼少期から高いところと狭いところが苦手だったからと語っています。





確かに飛行機だとその両方になりますものね。
このように江川卓さんは飛行機嫌いとなると、監督業はなかなか厳しくなります。
プロ野球は当然頻繁に移動をする必要があり、監督もその移動に帯同します。
さすがに監督となると自分が飛行機が嫌だからといって陸路で移動するわけにはいかないでしょう。



そのようなことを考えると、あえて監督を断っているのかもしれません。
このように江川卓さんが監督になれない、またやれない理由としてはいくつか考えられます。
江川卓がコーチにもならなかったのはなぜ?
上記のように監督業が厳しいならコーチならと思うかもしれません。
ただ江川卓さんはコーチもしておらず、その理由としてもやはり移動やそもそもやる気がないと思われます。
コーチといっても一軍でしたら監督同様に移動には帯同する日必要があります。
また二軍などのコーチもありますが、それよりは江川卓さんとしては解説などの方がやりがいがあるのかもしれません。
こればっかりは江川卓さんの考え方や好みとなっています。



ただもちろん今後江川卓さんが監督やコーチを務める可能性はゼロではないので、その時はその手腕が見どころですね。
まとめ
この記事では、
・江川卓はなぜ監督になれない?理由3選!
・江川卓がコーチにもならなかったのはなぜ?
について解説しました。
江川卓さんが監督になれない理由としては、生え抜き縛りの事情や自身があまりやる気がない、飛行機嫌いなどが考えられます。
そしてコーチも同様です。
ただ江川卓さんが名選手であることは間違いないですし、江川卓さんの監督やコーチになってほしいという声があるのも事実です。
今後のことはわかりませんが、もし江川卓さんがそれらの職に就くことがあればファンとして応援したいですね。

